「体」と「身体」

我が家には5歳と3歳の息子達がおります。
お陰様で元気に育っており、毎日有り余るエネルギーをフルで使い切って電池が切れるように夜寝る、といった毎日です。
子育ての専門的なことはほとんど私は勉強していませんが、運動指導者の端くれとして身体全体で人生を楽しんでいってくれたら嬉しいなと思い、とにかく毎日身体を動かさせるようにしています。
水泳は少し習わせましたが、基本的には私と公園でボールを投げたり蹴ったり木に登ったり岩場で遊んだりと何か専門的なスポーツを習わせる前に人間の身体の基本的な動きを身に付けさせるようには思っています。
ただあまり深くは考えず、遊びの中で結果的に身に付いたら良いかな、程度です。
でも実はこれらは現代の大人にも必要なことかも知れないなと思います。
基本的なしゃがむ・立つ・歩く・走る・押す・引くなどの動きがほとんど必要ない毎日を送っている人も多く、それは使ってないと身体の機能は落ちていくばかりですね。
「身体は環境に適応する」
私の非常に好きな言葉なのですが、この言葉の通りですね。
ところで私はこちらのブログでもそうなのですが、カラダのことを「体」と書かずに必ず「身体」と書きます。
「シンタイ」と読めますが私の中では「カラダ」と読んでいます。
体と身体の違いはご存知でしょうか?
正確なものかわかりませんが、
「体」は肉体そのものを指すことが多い
「身体」は肉体でなく心や精神なども含む
そうです。
私たちが普段感じるカラダはきっと身体なんだと思います。
だから落ち込んだりストレスがあると胃やお腹が痛くなったりすることもありますし、逆に運動したら気分もスッキリしたりしますね。
本来心と体を切り離すことはできないしやはり心身含めて身体なんだなと思います。
その身体をとても繊細に感じ取れたり動かせたりするのは恐らく人間だけでしょう。
人間たる所以とも思います。
だから積極的に良い刺激を身体に感じとれるととても豊かになった気になります。
パーソナルトレーニングセッションでも、最初に感じにくかった身体の部分(手とえば背中の肩甲骨を動かす感じとか足の裏の繊細な感覚)を感じられたり、動かそうにも上手く動かせなかった部分(例えば足の指だけを動かしてもらうエクササイズなどがあります)を動かせるようになった時お客様は嬉しそうにされます。
自身の身体感覚が向上した瞬間ですね。
これは様々なきっかけ・刺激を身体に入れることによって得られます。
できなかった動きができたり、感じられなかった感覚を知れたりするってとても豊かで身体(心身)がフリーになれることなんだと思います。
トレーニングの効果って単純に痩せるとか筋肉がつくというだけの話ではなさそうですね。(痩せることも筋肉がつくことももちろん尊いと思っています。)
なので何が言いたいのか自分でも怪しくなってきましたが、お身体に様々な刺激を入れてあげて欲しいなと思います。
日常の決まった動き以上のものをお身体に与えてあげるとお身体は喜ぶと思います。
日常以上の重いものを持って筋力を使ったり、日常以上に心拍数を上げる、日常以上に筋肉を伸ばしてみたり…。
日常の外に出るって大切な気がします。
ではまた🎵
先日、息子二人と三人で砧公園にカブトムシを捕りに行ってきました。

とにかく何でも経験して欲しいなと思います。




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