コロナ禍における運動不足
「フレイル」と言う言葉をご存知でしょうか?
フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。しかしフレイルは、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。
公益財団法人 長寿科学振興財団 HPより引用
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html
ものすごく簡単に言うと加齢からくる「虚弱」状態を指すと言えると思います。
健康な状態と要介護の状態の中間を指し、独居・経済的困窮・孤食などの「社会的フレイル」と、うつや認知機能低下などの「心理的・認知的フレイル」、そしてロコモティブシンドローム・サルコペニアといった「身体的フレイル」に分けられます。
(ちょっと言葉は硬いかもですが、必ずしも身体の老化のみをフレイルと言うわけではなく様々な側面から見る必要がありますといった意味合いです)
1月18日(火)の日経新聞にもフレイルに関する記事が載っていました。
要するにコロナ禍になり、外出を控えたり運動習慣がなくなったなどの生活習慣の変化によって高齢者の方々のフレイル該当者が増加してしまった、と言う記事です。
コロナ禍になり約2年、体力の低下はすぐにと言うよりもボディブローのように少しづつ少しづつ我々の体に負の変化をもたらしているようです。
シニアでない方でも体重は変わらないが実は筋肉が減って脂肪が増えているなんてことも多いと感じます。
当ジムでは男女問わず老若男女の方々に利用頂いているいます。
中にはおじいさま・おばあさまに健康を維持して欲しいから、とお孫さんがジムにご一緒されるケースもあります。
フレイルと言う状態は決して元に戻らないと言う状態を指すのではなく、運動による介入で体力を元に戻せる状態を指します。
身体に老化を感じ、病院に行くのも必要ですが受身な治療と共に能動的な運動が必要なケースもとても多いです。
是非運動習慣を作りましょう!
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