ダイエットに測定は必要か？

春が近づくにつれてPersonal gym Progress成城にもダイエットのお問合せが多くなってきております。

そんな中でどうやって痩せるのが良いのか？

気になるところです。

ダイエットをしたい人の中にも様々なイメージがあると思います。

・とにかくサイズダウンしたい

・体重をマイナス◯kgにしたい

・体脂肪率を◯％にしたい

・数字は良いから見た目を変えたい

当ジムの考え方は結論から申しますと、

「できれば数値は追って行ったほうが良い」

です。

数字に囚われたり体重が減るのでなくて見た目を変えたい、というのはよくわかる気がします。

体重はあくまでも目安であってその数字は目的ではないですものね。

私も数字は目的でもありますが理想の身体を手に入れるための手段と考えて良いと思います。

ではなぜ数字を追って行った方が良いと考えるのでしょう。

それは数字が嘘をつかないからです。

痩せるというのは当然身体についている脂肪をなくすことですよね。

その脂肪がなくなれば当たり前ですがそのなくなった分の重さ分体重は減少しているはずです。

痩せたのに体重が変わらないというのは大いなる矛盾であり、いやそれでも痩せたという場合は痩せた気がしているに過ぎません。

それを求めている場合ならもちろんそれでオッケーです。

しかし本当に体内から脂肪をなくすといった意味でのダイエットをするのであれば、痩せたら体重は減るので体重測定は有効な手段となります。

「でも体重は変わらないけど痩せた気がする、きっと脂肪が落ちて筋肉が増えたんだわ！」

巷でたまに耳にします。

これは100％不正解！とまでは言いませんが、基本的に身体の中で脂肪分解と筋肉合成は同時に起こりません。

分解と合成が同時に起こってくれると理想ですが、それは身体の中での矛盾になります。

（ただ、本格的にウエイトトレーニングを始めた初心者にこのような嬉しい矛盾がほんの短期間のみ起こることもあると言われています。）

ですのでまず痩せたら基本的に体重は減少するのでそれを測定でモニタリングすることは大事。

そして次にその体重減少が何からきているかを確認することが重要です。

例えば２kg体重が減っても筋肉が２kg減ってたらそれは健康的なダイエットとは言えない訳ですね。

それはやはり体脂肪率を測定しないとわからない訳です。

体重だけ見て痩せたと喜んでいても実は筋肉が落ちてやつれているだけかもしれません。

当ジムでは任意ではありますが、ダイエットをご希望の場合はインボディ測定をしてその推移を追っていくという手法をお勧めしております。

インボディの機器が100％正確ではないという前提ですが、筋肉の量であったり脂肪量の減少が数値でみれることはお客様のもモチベーションとなり何より「痩せた気がする」といった曖昧なダイエットにならず、また体重は落ちたが筋肉もたくさん犠牲になって体脂肪率は高いまま、結果身体にあまり変化を感じられないといったようなダイエットの失敗を防ぐこともできます。

何を求めるかは人それぞれですが、数字は本当に正直ですからしっかり自身とこの機会に向き合った身体づくりをしたいという方にはやはり測定はしたほうが良いですよ、といったブログでした🎵