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パーソナルジムでの事故

NHK今日の健康

「筋トレ個別指導 増える事故」

https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/X6Q4K12N4W

(上記をクリック頂けますと記事がご覧になれます)

近年パーソナルトレーニングサービスが認知されてきたのにつれて、爆発的と言って良いくらいパーソナルジムが増えました。

多くの方にとってパーソナルトレーニングを受けることが以前より身近になったのではないでしょうか?

余談ですが、閉店してしまうジムやM & Aで事業の売却を希望するパーソナルジムも増えています。これからまだまだ増えるのかそれとも淘汰されていくのか。

業界からの観点で見た時、今回のトピックはとても重要に思います。

NHKの記事にもありますが、現状パーソナルトレーナーは特別な資格がなくとも名乗ることができます。

ですのでそのトレーナーのキャリアや知識・技術の質はかなりばらつきがあると言わざるを得ません。

クライアントのトレーナー選び(ジム選び)は最終的にそのトレーナーとの“相性”が実は一番ポイントになっていると思います。

そしてそれはトレーニングを続けていく上でとても大事なことに違いありません。

ただその前にそのトレーナーが本当に十分な身体の知識があるのかどうかは見極めないと、もしかしたらただ筋トレが好きで筋肉が普通の人よりあるという理由でトレーナーになり、専門的な身体の勉強をほとんどしていない「トレーナー」は正直沢山います。

では十分な知識とはなんでしょうか?

例えば

・解剖学

・生理学

・運動学

などの基本的なものに加え、

・栄養学

なども食事指導する中で当然必要でしょう。

痛みがあるクライアントに対しては

・整形外科学

・リハビリテーション学

なども最低限学んでおかなければ対応できないでしょう。

スポーツ選手の指導やスポーツ愛好家の方の指導には

・ストレングス&コンディショニング

といった知識も普通必要になります。

そしてこれらはただ筋トレをすれば良い、といった単純な話では当然ありません。

しかし、上記のような内容を完全に網羅できていなければトレーナーと名乗ってはならない!などという気はありません。

ただ、トレーナーが指導できることとできないことをはっきりとクライアントに伝えないとこれらの事故は起こり得ると感じますね。

偉そうなことをまた言ってしまいましたが、Personal gym Progress成城では医療国家資格を持ったトレーナーが指導させて頂いております。

一つのテーマとしましては、確かにいわゆる筋トレの指導もさせて頂きますが、単純に筋肉をつけるという目的で終わるのではなく、それ以外のトレーニングも含めた指導の中でよりご自身の身体に対する「解像度」を上げて頂きたい、つまりトレーニングを通じてご自身の身体を知って頂きたい!ということです。

姿勢のクセ、動きのクセなどこれらは第三者から指摘され気づけるものが多いです。

「私の身体ってそうなんだ!」

「えー本当だ、知らなかったー!」

と言った気づきの声を良く頂きます。

そこから

「より良い」

を目指していって頂けるような指導を心掛けています。

ではまた!

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